2013年10月6日礼拝
説教:「徳野会長み言映像上映」
み言訓読
真のお母様のみ言
国際指導者会議開会総会基調講演文
「私の夫の人生と存在、そのビジョン」
※トゥデイズワールドジャパン天暦8月号P6~11(一部抜粋)
皆様もご存じのとおり、52年間侍ってきた私の最愛の夫、文鮮明総裁が、昨年聖和されました。このたび、私たちは聖和一周年を追慕し、夫の生涯とその教え、そして残してくださった遺産をたたえるために集いました。
私の夫である真のお父様は天国に行かれましたが、お父様の温かな存在や導きを感じない日はありません。今やお父様は天国に住まわれ、私は地上におりますが、日を増すごとに、私は52年間の結婚生活が今も続いているように感じます。
もちろん最愛の夫の死が、私に大きな悲しみを与えたことは否定できません。手に手を取って一緒に歩いたり、食事を共にしたりできたらと、何度願ったか分かりません。何よりも“夫が、子供たちや世界中にいる統一運動のメンバーたちに神様のみ言を語ってくださったら”と、幾度も思いました。
悲しみのその瞬間はつらいものですが、すぐに過ぎ去っていきます。人生を共に過ごしながら夫が教えてくださったことは、「地上での人生は一時的である」ということでした。この肉身の世界は永遠に生きるための準備をする場所であり、その期間です。私たち一人一人は、いつかは霊界に行きます。そのため一瞬一瞬がとても貴重であり、限りなく重要なのです。
お父様は草創期から一日二十四時間、そのように生きられました。ほとんどお眠りにならなかったのです。お父様は、人類の苦しみのみならず、堕落によって引き起こされ、今日まで続く自己中心性や闘争につづられた悲しい人類歴史に心を痛めてこられた神様、つまり天の父母様に対する痛切な心情を常に抱いて、人生の一瞬一瞬を歩まれました。
そして、お父様は、時間や場所に関係なく、出合った一人一人に対して、神様、天の父母様の元に導けるように全てを与えて投入されたのです。