2014年1月19日礼拝
説教 : 「未来を希望の主体として生きましょう」
み言訓読
「皆さん自ら、皆さんの過去と現在を中心として、過去が主体になっているか、現在が主体になっているかという問題を見極めなければなりません。過去と現在が、主体と対象の関係にならないときは、未来を希望の主体としなければなりません。しかし、未来の希望を中心として、それを主体として迎えられない中途半端な立場であれば、どのようにすべきでしょうか。過去を主体にし、現在を対象とするしかありません。ですから、信仰生活において、過去に受けた恵みをそのまま流してしまってはならないのです。
私たちは、信仰の道を歩みながら、我知らず気が緩む時間にぶつかります。そのようなときは、過去の信仰生活を一つの主体として、きょうの現実的環境をどのように収拾するかを考えなければなりません。過去の恵みある生活をしていたときに記録した日記を再び見たり、祈りの中で体験したものをもう一度回想したりしながら、そのときの心情をよみがえらせなければなりません。そうして、そのときにしたことを再び反復することによって、過去よりも刺激的な立場で決意しなければならないのです。」
(「天一国経典天聖経」第九篇 家庭教会と氏族的メシヤより抜粋)