2014年6月15日礼拝
説教:「新氏族的メシヤの勝利は家庭教会から」
説教者:山本文登教区長
真のお父様は、1991年7月に「氏族的メシヤ」という私達の果たすべき使命を発表されました。全祝福家庭、食口は故郷に帰って氏族を伝道し、お父さん、お母さん、兄弟を初めとして、親戚、お友達、近所の人たちを早く神様の下に導いてあげて欲しいと、訴えられました。それから、二十数年の時が流れました。我々においては、まだまだ「氏族的メシヤ」の責任が果たしきれおらず、勝利基準が立っていない中でありますが、真の父母様は、もう一度「新氏族的メシヤ」という使命を与えて下さいました。
私達は、「基元節」を期に新しい出発をしました。「基元節」は天一国時代の出発であり、平和な世界、神様の国を創建していく正式なスタートをした日であり、全人類の記念日であります。基元節は、すべての人類を神様の下に導いていく出発の一日であります。
かつてお父様は、「氏族メシヤ」として160家庭あるいは430家庭を導きなさいと語られましたが、「新氏族的メシヤ」として果たすべき数字は明確に語られていません。それは、真の父母様は、70億人類は神様の子であると語られておられるごとく、天一国時代には、全人類に真の父母を伝えて欲しい、全人類を復帰することが「新氏族的メシヤ」の使命であると見ることができるのです。
私達は、VISION2020、2020年までの7年路程を勝利して迎えることが出来るかどうか、この事を常に問わなければなりません。かの有名なクリスチャンである内村鑑三先生の残した言葉に、“一日一生”という言葉があります。内村鑑三先生は、今日一日の歩みを見れば、その人がどのような人生を生きてくのか、推測できると語られました。今日一日を精誠を尽くして、何か一つでも勝利して終える人は、そのような生き方を一生続ける事が出来ます。今日一日を無駄に生きた人は、人生を敗北者として終えてしまいます。
お父様は、私達の人生において、愛と生命と血統が重要であり、その中で最も血統が大切であると語られました。先祖あっての私の生命であり、正しい血統を残していく事が重要であります。
正しい人生を生きなければ、正しい血統を残すことが出来ません。愛に満ちた、為に生きる生活をしていかなければなりません。家庭は愛の学校、愛の訓練所であります。清いだけでは天国に行く事はできません。愛を体恤した人が天国に行く事ができます。どこで愛を実践するのかというと、それは家庭であります。家庭の中で堕落性を脱ぐことができ、また平和な世界は“私の家庭”から築いていく事ができるのです。
神様の戦略は、“打たれて復帰”してくる事であります。迫害する人こそ、伝道する事が出来る人であります。「新氏族的メシヤ」は、必ず果たしていかなければならない、宿命であります。
町田教会から、皆様の家庭から平和な世界を築いていきましょう。