2014年9月14日礼拝

説教:「連理の枝」

説教者:松藤俊之教会長

 
み言葉訓読:『自叙伝:平和を愛する世界人として』より (P18-19)

 お互いを認め合い助け合って生きる―- これが宇宙の真理です。取るに足りない動物もそのことを知っています。犬と猫は仲が悪いといわれていますが、一つの家で一緒に育ててみると、お互いの子を抱きかかえ合って親しくなります。植物を見ても分かることです。木に絡まって上に伸びていく葛は、木の幹に寄り掛かって育ちます。だからといって、木が「おまえはなぜ私に巻き付いて上がっていくのか」と葛を責めたりはしません。お互いに為に生きながら、共に生きることがまさに宇宙の原理です。この原理を離れれば、必ず滅亡するようになります。

み言葉訓読:『天一国経典天聖経』より (P292-)

不足なものを補充し、不完全なものを補充し、欠如したものを完結させようと、補充するのが愛の力です。その愛は真の愛です。その愛の内容は、全体的なものと個体的なものが異なりません。結果の世界から原因の世界に帰ってくるためには、補強される力の発露がなければなりません。その力の発露が、結果的な人間において衝動的な力、再び戻すことができる刺激的な力です。

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